一目でわかるニッポンの食と農業ガイド

農業に対する関心が高まってきていますが、食や農業の実態はどうなんだろう?今回はデータをもとに食と農業をレポートします。

こちらのグラフをみると一目瞭然ですが、農家数は1965年当時から比べると半分の285万戸になり、基幹的農業従事者はなんと75%も減って224万人になってしまっています。また、その従事者の60%は65歳以上という一般企業でいえば、定年を過ぎた方が主力となって働いているという異常な事態になっているのが農業界の現状です。
※基幹的農業従事者とは、農業に主として従事した世帯員(農業就業人口)のうち、調査期日前1年間のふだんの主な状態が「仕事に従事していた者」のことをいいます。

上記グラフのように、再開発や土地の転売などが原因で農地が減っているのに加え、農業従事者の高齢化や担い手不足により、農地の手入れができなくなりそのまま耕作放棄地となってしまっている農地がとても増えています。耕作放棄地は1975年に比べなんと、2倍以上の農地が放棄になっています。耕作放棄地は、生産者の方のところへ伺うとほとんどの地域で見ることができます。
※主業農家とは農業所得が主(農家所得の50%が農業所得)で、1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる農家をいいます。
※準主業農家とは農外所得が主で、65歳未満の農業従事60日以上の者がいる農家をいいます。
※副業的農家とは65歳未満の農業従事60日以上の者がいない農家をいいます。

1人あたりが1年間に消費する米の量は年々減少しており、1965年当時の消費量から比べると2007年には半分近くに減っています。稲作農家は兼業農家が多いことや、田んぼが中山間地に多いという立地条件の悪さから、大規模化も進んでいない。

カロリーベースで出す自給率に対する疑問はさておき、日本は飼料の自給率や人口1人当たりの農地面積が諸外国に比べ低いことが見て取れます。また、農業界へ参入する人たちの7割程度が農業をしている実家のあとを継ぐ形で就農しており、外部から雇用を受け入れる農業生産者や新規就農をする人の割合はまだまだ少ない。
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集計期間:2010-08-30~09-05
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